ベルリンの思ひ出
朝晩の冷え込み
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ベルリンとヘルシンキ
ベルリンの朝晩は驚くほど寒かった。
へルシンキより寒い、気がする。気がするだけ。けど、とにかく寒い。底冷え。
ヘルシンキは-3℃だった。
みんなブーツ、フード、帽子、マフラー、手袋のフル装備。
犬にも服。
ベビーカーには蓋。
二重扉の中は暖かく、光も暖色でやさしい。その窓の内から雪に埋もれた街を眺めていると、幸福な感じがしてとても良い。
冬ごもり。
寒いからこそ温かいという感じ。
ベルリンは寒い。
というか冷たい。
天気が悪いということもあったかもしれない。
2泊して寒い朝、ホステルのお姉さんに起こされた。
シャワートイレ共同の私達の部屋をダブルブッキングしてしまったらしい。
「明日から2泊、バスルーム付きの部屋を予約していた筈じゃなかったかしら?」
と。
そうです。
飛行機に乗ったので、予定より2日早くベルリンに来た。
ヘルシンキで、2泊増し計4泊したいとメールをしていた。
ベルリンに着いた日、
「バスルーム付きか共同かどっちにする?」
と聞かれた。
あれ?予約した筈やけどなぁと思った。
けれど18ユーロは安いと思い、共同の部屋に変更したのだ。
お姉さんは事情を把握すると
「次のゲストが待ってるから急いで部屋を移ってくれるかしら?」
と言った。
そして
「ごめんなさい。私達の手違いで…」
と言ったのだ!!
この2ヶ月で初めて聞いた。
『Im sorry』
死語かと思っていた。
「あなた達のメールを受けたものの名前を教えてくれないかしら?これは組織的に問題だから」
と、口と鼻にピアスしたお姉さんは言った。
は…はい。
新しい部屋もとにかく寒かった。
小さいオイルヒーターは全く機能していなかった。
一つ良かったことと言えば、20秒毎に止まるシャワーじゃなくなったことか。
その度にセンサーに手をかざさなければいけなくて、少しも体が温まらなかった。
新しい部屋、コックを回すと湯が出続ける。
ところが、お湯のタンクが小さいのか、しばらくすると水に変わるのだ。
昨晩も急にぬるくなってきたので急いで頭を洗っていたら、肘がコックに当たってしまい熱湯が直撃。
反射的に避けたらシャワーカーテンに腕押ししていた。
一段下がった所のトイレの便器に頭を打ち付けそうになったので慌てドアノブを掴んだらドアが空き外に転がり落ちてしまった。
イ(目を丸くして)「…大丈夫?」
左の拳がズキズキする。
アムステルダムへ
今日はアムスに移動する日。
ベルリン最後の朝、ぼたん雪が降っていた。
さようなら、寒い街ベルリン。
アムステルダムはメキシコ暖流の影響で少しは暖かいらしい。

