今更写真:タンペレ
サンタを待ち望む子供達

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10年前、友人とベトナムのホーチミンに行った。
日本語を勉強しているタム君という13歳の男の子と知り合った。
彼の実家はホーチミンからバイクで2時間のど田舎にあって、どういう訳か里帰りについて行ったのだ。
メコン川の上流、赤い土と椰子の木が印象的だった。
タム君の家は人里離れた所にぽつんとあった。
友人がトイレを拝借。あとで聞いたはなし。
裏庭(屋外)に案内されると円形に木で柵がしてあったらしい。
しかも立つと上半身丸見えの高さしかない柵。
その中に入ると(入るも何もねぇ…)、少し穴がほってあったのだそうだ。
この2ヶ月で色んなトイレを見てきた。
しょっぱなスペイン。
トイレットペーパーのホルダーの位置がどうにも不便な所にある気がした。
日本では、大体右の壁、膝がくる位置、手を伸ばしやすい高さについていると思う。
スペインでは左側少し後ろを振り向いた所についていて、それが2、3回続いたから何か理由があるのかと考えてみた。
が、その後、それは右についたり真後ろについたり上の方や下の方と自由気侭に場所を変えた。
スペインで使用したトイレの八割は鍵が壊れていて(イタリアも八割)、七割は便座が付いていなかった(イタリアは五割)。
初めからついていないのではなく、壊れてとれてしまったまま放置されているのが殆んど。
ニースに行くとトイレは有料になった。
エズの観光施設で一度行っただけ。入り口に門番のおばちゃんが座っていた。
おじさんが、小銭がないからマケてくれ、と値切っていたがおばちゃんはなかなかうんと言わなかった。
イタリアも有料。
料金はまちまち。有料だからといって綺麗なことはない。
小部屋の片隅にペーパーの山ができてたりする。どうして流さないのか…。
ナポリ駅、トイレの門番のおばちゃんは、目の前にお金のトレイを置き座っているだけで、お釣りも、自分でとって下さいねーという感じだった。
一日長そう。
○ ザルツブルグ、大変よろしい、特筆することなし
○ ブダペスト、ペーパーがゴワゴワだったこと以外はよろしい
○ チェコ、宿以外で使用していない
○ ヘルシンキ、無料。大変よろしい
○ タンペレ、1ユーロは高いよ…
ザルツブルグ以降ビデを見なくなった。
ホテルの便器の横に一回り小さいのが並んで設置されているのがビデ。
最初、正体がわからず、薄気味悪いとイガキが嫌っていた(かなり)。
私は、洗濯するところだと思っていた。
本『河童が覗いたヨーロッパ』を読んでわかった。
足やお尻を洗うところらしい。
わからない…
ベルリン他、ドイツの街々、無人化。
コイン(0.3〜0.8ユーロ)を入れると入場口のバーが回転して一人づつ入れるようになっている。
ペーパーホルダーが右の適当な位置に定着。
ダイソンの乾燥機(手)は素晴らしかったね。
ベルリン中央駅の『WC center』にイガキが行ったときの話。
その名前のたいそうなこと…。しかし名前だけではなかったと言う。
入場口で1ユーロを入れるとお釣りが出てきてバーが回転。
1回使用ごとにおばちゃんが洗剤をかけブラッシングするのだそうだ。
3人体勢で、儲かるだろうなと。
間もなくアムステルダムに到着。
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ベルリンの朝晩は驚くほど寒かった。
へルシンキより寒い、気がする。気がするだけ。けど、とにかく寒い。底冷え。
ヘルシンキは-3℃だった。
みんなブーツ、フード、帽子、マフラー、手袋のフル装備。
犬にも服。
ベビーカーには蓋。
二重扉の中は暖かく、光も暖色でやさしい。その窓の内から雪に埋もれた街を眺めていると、幸福な感じがしてとても良い。
冬ごもり。
寒いからこそ温かいという感じ。
ベルリンは寒い。
というか冷たい。
天気が悪いということもあったかもしれない。
2泊して寒い朝、ホステルのお姉さんに起こされた。
シャワートイレ共同の私達の部屋をダブルブッキングしてしまったらしい。
「明日から2泊、バスルーム付きの部屋を予約していた筈じゃなかったかしら?」
と。
そうです。
飛行機に乗ったので、予定より2日早くベルリンに来た。
ヘルシンキで、2泊増し計4泊したいとメールをしていた。
ベルリンに着いた日、
「バスルーム付きか共同かどっちにする?」
と聞かれた。
あれ?予約した筈やけどなぁと思った。
けれど18ユーロは安いと思い、共同の部屋に変更したのだ。
お姉さんは事情を把握すると
「次のゲストが待ってるから急いで部屋を移ってくれるかしら?」
と言った。
そして
「ごめんなさい。私達の手違いで…」
と言ったのだ!!
この2ヶ月で初めて聞いた。
『Im sorry』
死語かと思っていた。
「あなた達のメールを受けたものの名前を教えてくれないかしら?これは組織的に問題だから」
と、口と鼻にピアスしたお姉さんは言った。
は…はい。
新しい部屋もとにかく寒かった。
小さいオイルヒーターは全く機能していなかった。
一つ良かったことと言えば、20秒毎に止まるシャワーじゃなくなったことか。
その度にセンサーに手をかざさなければいけなくて、少しも体が温まらなかった。
新しい部屋、コックを回すと湯が出続ける。
ところが、お湯のタンクが小さいのか、しばらくすると水に変わるのだ。
昨晩も急にぬるくなってきたので急いで頭を洗っていたら、肘がコックに当たってしまい熱湯が直撃。
反射的に避けたらシャワーカーテンに腕押ししていた。
一段下がった所のトイレの便器に頭を打ち付けそうになったので慌てドアノブを掴んだらドアが空き外に転がり落ちてしまった。
イ(目を丸くして)「…大丈夫?」
左の拳がズキズキする。
今日はアムスに移動する日。
ベルリン最後の朝、ぼたん雪が降っていた。
さようなら、寒い街ベルリン。
アムステルダムはメキシコ暖流の影響で少しは暖かいらしい。
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ベルリン3日目。恒例の日帰り遠出の日。
昨日、アムステルダム行きのチケットを中央駅に取りに行った。国際線英語対応専用カウンター(色々細分化されている)のお兄さんは、モニターを見つめ
「大変だ…、他に良いルートを探すから少し待つんだよ」
と言った。
難しいルートではない。首都を結ぶIC、一本で行ける。
8:30発15:30着くらいの予定。
ルートをコピーして渡してくれる。
「これでどうだい?」
朝の6時発…!?乗換えて乗換えて…。
「なぜ?」
国境までは行けるが、そこからバスに乗るしかない。
それは時間がかかり過ぎるから、国境駅を南に迂回してまわり込んでアムスに行くしかないと言う。
「クラッシュ…!ビッグプロブレム…」
復旧工事をしているらしい。
あらまぁこわい…。仕方が無い。もう少し遅い出発の迂回ルートで決定。
案内がしっかりしてると安心できる。
選択肢をくれると結果に行き着くまでの過程がわかり納得出来る。
「なぜ?」に答えてくれる。
「なぜもなにもダメなんだよ」
「私にはわからないわ」
無視されたこともあったなー…(遠い目)。
こんな場合、結果的に問題が無かったとしても、いらぬ不安を抱えたり、分からず仕舞いで納得出来なかったりする。
細分化され過ぎてて、面倒だなーと思うことはある。
「ここはベルリン市内の案内だけです」
「それはトラベルセンターで聞いて下さい」
面倒臭いからチケット売り場で、
「2時間以内で行ける良い街を知りませんか?そこまでのチケットが欲しいです」
と窓口で言うとおばちゃんは少し戸惑っていたけどドレスデンと提案してくれた。
ドイツに来てから不安に思うことがあまり無い。
甘やかされてるな。
不安と言えば、バスでヘルシンキのVantaa空港に行く時。
空港が見えて来た。
『Hersinki international Airport』と書いてあっても『vantaa』とは書いてない。
違う空港行きのバスに乗ってしまったのではないか?と二人で急に不安になった。
「私、怖くてようきかへんから…イガキさん聞いてくれる?」
「私も聞きたくない…」
と言いつつ隣のおばちゃんに聞いてくれた。
全くいらぬ心配だった。
もう一つ。
小回りのきく小型機で、予定より少し遅れてラトビアに到着。
トランジットの時間は15分をきっていた。
搭乗口まで急いで移動、お姉さんにチケットとパスポートを見せた。
「シェンゲンビザを見せて下さい」
と言うのだ。ビザ??持ってませんよ。フィンランドから来たんですと言っても
「ドイツに行くのにビザがいる」
と強い口調で言う。トランシーバーで
「ヤーパンがシェンゲンビザを持っていない」
と誰かと話していた。
しばらく足止めされて、急に、
「言ってよい」
とだけ言われた。
…。
ハラハラドキドキは、良い思い出になると思う。
それに鍛えられていくのがわかって面白い。
間もなくドレスデンに到着。プラハから来た時、通過した。アーチ型の駅がとても綺麗だったな。
ヘルシンキの日の入りは、なんと、15:30だった。
宿はユースだった。
オリンピックスタジアムのタワー横。
ヘルシンキにはお手頃で良さげな宿が少なくて、妥協。
大部屋に二段ベッドが6台のブルジョア級。
土曜の夜には簡易ベッドがまた一つ追加されていた。
アルコールも禁止されていて、夜長をどう過ごして良いか…うろたえたね。
今までに無いくらいくちゃくちゃしてた。
メルティーポット…。
かと思えば微笑ましい家族連れも。
何しに来てるんやろ…?という人も一杯いた。

写真はスケート場。
と言っても屋外。
囲いもない。
30m四方のリンクがあるだけ。
早目のディナーを済まし、トラムで宿に帰る時に見付けてしまった。
町のど真ん中にスケートリンク。
イガキを誘って途中下車。
横にバーまで併設。
既に飲んでたし、頭だけは打たんとこな、と、意識改革をしてリンクへ。
15年ぶり?
へっぴり腰2人。
やってられるかー(十分楽しんだ)!と、早々に退散。
ヘルシンキなら
「まゆみ!!スケート、行こー!」
のシチュエーションも可能かも。
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